重要ガイドラインGoogle Security Blog2026年4月27日
GoogleがPixel 10のモデムにRustベースのDNSパーサを導入
概要
Googleは携帯電話の通信機能を担当するモデムファームウェアのセキュリティ強化として、メモリ安全性が高い言語「Rust」で開発されたDNSパーサ(ドメイン名をIPアドレスに変換するプログラム)をPixel 10に導入します。モデムファームウェアには数十メガバイトの実行可能コードが含まれており、複雑で攻撃対象が広いため、メモリ安全性の脆弱性が懸念されていました。特にDNSは信頼できないデータを解析する複雑なプロトコルで、メモリ管理が不安全なC言語での実装でよく脆弱性が発生します。Googleはオープンソースの「hickory-proto」ライブラリを採用し、ベアメタル環境(OSなしで直接ハードウェアを制御する環境)対応を追加開発しました。これによりメモリ関連の脆弱性の一種全体を排除し、モデムの安全性が大幅に向上します。
#セキュリティ#Rust言語#モデムファームウェア#メモリ安全性#DNS
元記事(Google Security Blog)
http://security.googleblog.com/2026/04/bringing-rust-to-pixel-baseband.html