緊急攻撃・インシデントThe Hacker News2026年5月29日
ブラジル大手銀行Sicoob装うマルウェアがNuGetで認証情報を盗取
概要
サイバーセキュリティ研究者がNuGet(.NET開発用パッケージ管理サービス)上で、ブラジル大手協同金融機関Sicoobの正規SDKに偽装した悪意あるパッケージを発見しました。「Sicoob.Sdk」バージョン2.0.0~2.0.4は、開発者がクライアントIDやPFX証明書(銀行APIの認証に使用)を入力すると、これらを盗み出してSentryエンドポイント経由で攻撃者に送信します。約500回のダウンロード実績があり、同一アカウントによる他11パッケージ合計6000ダウンロードも確認されました。盗まれたPFX証明書を悪用すれば、攻撃者は被害者の銀行API統合を偽装でき、送金詐欺や決済悪用が可能です。NuGetによるブロック後、責任あるGitHub公開リポジトリとの乖離により、正規パッケージに見せかける巧妙な手口が明らかになりました。
#ソフトウェアサプライチェーン攻撃#悪意あるパッケージ#認証情報流出#.NET/NuGet#金融機関狙い撃ち
元記事(The Hacker News)
https://thehackernews.com/2026/05/malicious-sicoob-nuget-steals-banking.html